2010-08-17 22:24:20 PST

柔軟なエアフローを構築できるミドルタワーケース、Cooler Master「Centurion5 II」

 Cooler Masterの「Centurion5 II」(RC-502)は、最大で5基のファンを搭載でき、柔軟なエアフローを作り出せるミドルタワーケースだ。標準構成では、フロントに青色LEDを搭載した14cmファンを1基、背面に12cmファンを1基搭載しており、さらにオプションとして天板に14cmまたは12cmファンを1基、側板に14cmまたは12cmファンを2基搭載することができる。電源ユニットは本体底面に置くタイプで、標準で防塵フィルターも搭載。また、同社の高性能ミドルタワーケース「CM690 IIシリーズ」と同様、マザーボード取り付け部には、ケーブルを裏側に通せるようにスルーホールが設けられているほか、高性能CPUクーラーの取り付けを容易にするメンテナンスホールも設けられている。

天板に1基、サイドパネルに2基の14cmファンを搭載可能なCenturion5 II


CPU取り付け部には大きなメンテナンスホールが設けられるほか、ケーブルマネジメント用のスルーホールも用意される


 本体サイズは202(W)×440(H)×485(D)mmで、従来モデルよりもケース高が拡張されたたけにとどまらず、内部レイアウトも完全に新しくなっている。拡張スロットは、5.25インチベイ×5、3.5インチHDDベイ×5という構成だが、5.25インチベイのうち1つは、3.5インチ外部ベイとして、フロントI/Oパネルを実装している。また、同製品には、2.5インチまたは1.8インチSSD/HDDを最大2基搭載できる3.5インチベイアダプタも標準装備されており、ハイパフォーマンスシステムを組むためにSSDを使いたいというユーザーにも配慮されている。

2.5インチHDD/SSDを裏と表に装着できる3.5インチマウンタが付属する


 フロントに搭載されるI/Oパネルは、USB 2.0×2、eSATA×1とオーディオ入出力となっており、このI/Oパネルは、5.25インチベイのどの位置にでも簡単に移動させたり、取り外したりすることができるため、小型の液冷キットを搭載したいという場合にも柔軟に対応できる。拡張スロットは、ATXマザーボードの標準仕様に則り、7本を装備。ツールレスで拡張カードを固定できる機構を備える。また、拡張カードとHDDベイの間隔は実測で約27cmで、ATI Radeon HD 5780などのハイエンドグラフィックスカードは装着できない。

フロントI/Oにはオーディオ入出力に加え、USB×2とeSATAポートを搭載


拡張カードもツールレスで固定できる機構を備える


■すぐれたケーブルマネジメント能力

 ドライブ類の着脱は、光学ドライブのみならず、3.5インチHDDも付属のガイドレールを使うことでツールレスで装着できる。また、メッシュ時のフロントベゼルなどには、あらかじめスポンジ状のフィルターが装着されているため、ホコリなどの進入を最小限にとどめてくれる。電源ユニットは、本体下部に装着するのだが、大型の電源ユニットでは電源ファンの一部が隠れることもある。ただし、電源ユニットとケースの底面にはある程度のスペースが確保されるため、このような状況で高負荷をかけても、風切り音が発生することはなかった。ケースの横幅がやや広めということもあって、マザーボードのマウントベースと側板の間にも十分な余裕があり、よほど太いケーブルでなければ、電源ケーブルを裏側に通して配線することが可能。また、側面にファンをつけなければ、大型のCPUファンを搭載することもでき、同社のの高性能ファン「V8」も問題なく装着することができた。

5.25インチドライブベイは、スライド式のロック機構を備えており、ツールレスで光学ドライブなどを取り付け可能


メッシュ地のベゼル部などには、あらかじめスポンジ状のフィルターが取り付けられている


ハイエンドグラフィックスカードは装着できないが、スルーホールをうまく使えば、ケース内をすっきりとまとめることができる


 拡張カードも、プラスチック製のカード固定用のツメを使い、ツールレスで装着することができる。ただし、この固定用のツメは折れやく、最新の高性能グラフィックスカードのような重量級のカードを装着する場合は、ネジ止めしたほうがよさそうだ。

■効果的なファン増設

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